辛い残尿感 | 膀胱炎の症状について教えて

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辛い残尿感

辛い残尿感が出たら

膀胱で起こる炎症が膀胱炎となりますが、患部がお肌のように見えないため、異常を感じて病院に行くまでの判断は症状で行うことになりがちです。
知っておきたいその症状について、辛い残尿感があります。
これはどんな症状かというと、尿を今したばかりなのにまだ残っているように感じるという症状です。
実際に残っているのかというと必ずしもそうではありません。
尿は残っていないのに、残っているように感じられる場合もあります。

尿をするかどうかは本人の感覚での判断となりますから、その感覚が狂って残尿感が出るようになったらずっと尿が残っているように感じられ、患者の方には辛い症状となることもあります。
通常なら尿をしたらすっきりし、それで終わりとなりますが、残尿感の症状が出始めるとずっとすっきりしない状態となるのですね。
なんとなくトイレに行きたいようなムズムズとした感覚がずっと続くわけですから、家事や仕事に落ち着いて取り組めない、ゆっくり寝れなくなったなどの支障が出るわけです。
こちらもずっと続くと辛い症状となりがちですから、病院で相談するといいでしょう。

辛い残尿感はどうして出る?

これら症状が出る理由はいくつかあり、必ずしも膀胱炎だけが理由とは限りません。
加齢によって自然にこのような症状が出ることもありますし、膀胱炎とはまた別の異常によってこの症状が出ることもあります。
ただ、膀胱炎も残尿感が出る理由の一つになっています。
これになると若い女性でも辛い残尿感に悩むこともありますから、その症状の一つとして覚えておくといいでしょう。
膀胱炎になると残尿感につながる理由は、膀胱で炎症が起こると知覚の異常が起こることがあるためです。
膀胱炎は膀胱で起こる炎症となりますから、これのおかげで膀胱の尿の感覚が狂い、尿を今出してなくなったのに、まだあるように感じられることがあるのです。

膀胱炎のその他の症状

残尿感が辛いと感じられるまでに強まってきたら膀胱炎の可能性がありますが、それ以外の原因でも残尿感が出るなら、それが膀胱炎かどうか判断する材料がほしいですよね。
この病気になるとそのほかにも出る症状があります。
排尿時の痛み、頻尿、下腹部痛、尿の混濁といったものです。
これら症状のいくつかが同時に出ている場合、それは膀胱炎の可能性がありますね。
ただ、実際の診断は医師がする形となり、膀胱炎もその他の原因による残尿感も泌尿器科で相談できます。
医師の診察や検査により膀胱炎かどうかわかりますから、辛い残尿感が出たら受診してみるといいでしょう。

膀胱炎の症状