膀胱炎の痛みはどれくらいなのか | 膀胱炎の症状について教えて

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膀胱炎の痛みはどれくらいなのか

膀胱炎の場合、排尿痛を感じる人がほとんどです。
頻尿や血尿など、さまざまな症状がありますが、一般的な膀胱炎の知識として排尿痛があります。
その痛みは膀胱炎の状態によって異なってきます。

一般的な痛みは、傷口が沁みるようなものと例えられることが多いです。
うずくような痛みではなく、ツーンと痛みが駆け抜けるようなものなので気づかない人はいません。
排尿後すぐに痛むのではなく、排尿の途中から終わった後にかけて痛みはやってきます。
そのため、痛みによって排尿を止めてしまう人もいるようです。

なぜ膀胱炎になると痛みが生じるのか、それは膀胱が炎症を起こして排尿によって急激に縮まるからです。
その結果、刺激されて下腹部や尿道口が痛みます。
しかし、沁みるような痛みの場合はまだ重度ではありません。
膀胱炎の症状が悪化してしまうと、焼けつくような痛みで排尿すらまともに出来なくなります。
排尿痛だけではなく、残尿感も残ってしまい、トイレを出てもすぐに戻ってくるケースがあります。
その結果、何度トイレに行っても残尿感があって、しまいにはトイレから出られなくなる人もいるのです。
ここまで来ると、緊急に泌尿器科を受診して診てもらいましょう。

膀胱炎を放置しておくと、当然ながら悪化します。
女性の場合は腎盂腎炎や腎臓への感染、男性の場合前立腺肥大症や膀胱癌など、重篤な病気に繋がることもあるので膀胱炎を軽視せずに、痛みが出たらすぐに病院に通いましょう。
基本的に膀胱炎は自覚症状が出る病気です。
しかし、たまに自覚症状が出ないまま膀胱炎になっている人もいます。
それは膀胱炎が軽度の場合、自覚症状がないまま進行していたということもありえます。

特に高齢者の場合は、身体の機能も低下しているため、痛みを感じにくくなっている部分もあります。
そのため、定期的な検査や風邪で病院に行った時に膀胱炎を患っていると分かる人もいます。
ですが、自覚症状がない膀胱炎はほとんどありません。
少しでも尿などに異常を感じたら、泌尿器科を受診しましょう。
専門の医師に診てもらうことで、現在痛みが出ている人は軽減出来ますし、これから痛みが出てくる膀胱炎予備軍の人も痛むことなく改善できます。

膀胱炎による痛みが出ている場合、自然治癒はほとんどありません。
痛みを我慢していても良いことはないので、膀胱炎の症状を改善することを考えましょう。
泌尿器科は膀胱炎などの専門医なので、これからのことなどアドバイスをしてもらえます。

膀胱炎の症状